先月、田辺市新庄町K様邸のお風呂のリフォームさせていただきました。
今までは、薪を焚いてお湯を沸かす鋳物製浴槽の『五右衛門風呂』でした。
高齢になり、薪を焚くのも大変だし、タイルのお風呂は寒くて、滑りやすいし、段差が不安だとの事で、バリアフリーのユニットバスにしたいとの事でした。
リフォーム前のお風呂です↓
在来のタイルを貼ったお風呂からユニットバスに取り替えるには、浴槽や洗い場の撤去・タイル廻りの解体工事が必要となります。
ユニットバスにリフォームする際、今までのお風呂の中にユニットバスの箱を組み立てるので、若干狭くなったりしますが、当社はあらゆるメーカーの中から仕上がりが出来るだけ広く取れるようにご提案させていただきます。
今回のK様邸のお風呂は一戸建ですが変則サイズで内寸が1,400㎜×1,800㎜でした。この場合、戸建てサイズのお風呂の1坪(1616)サイズは増築しないと入りません。0.75坪(1216)は入りますが現状よりかなり狭くなります。
こんな場合、当社はマンション用ユニットバスをお勧めしています。
マンション用ユニットバスは戸建て用のようにデザインも良く、いろんなサイズが揃っています。
今回のK様邸には、1418サイズをご提案させていただきました。
その商品が空間にきちんと収まるようにお風呂を解体します。↓
給排水の位置の調整も行います。
通常お風呂リフォームでは、今までのお風呂の中の湯水のパイプを利用して位置を変更するだけの場合がほとんどですが、それではせっかくリフォームしても古いパイプがお風呂の床下等に残り、のちのちの漏水につながる恐れがあります。
水回り設備を知り尽くした当社のお風呂リフォームは、今までお風呂場の中にあった湯水のパイプは用いません。今までのパイプが外からきているなら外から、脱衣室からきているなら脱衣室から新しいパイプで配管します。その際には上の写真のようなカラフルなブルーとピンクの架橋ポリエチレン管や ポリブテン管を用います。このパイプの特徴は継手を失くせる点、パイプが柔らかい為地震等に柔軟に対応できる点、ウォーターハンマーを低減できる点等があります。
そして、ユニットバスの据付面には水平にコンクリートを10㎝打設します。
お風呂リフォーム後の写真です↓
今回のK様邸は、浴室に入った瞬間から実感するやさしさと気持ちよさが特徴の、「TOTO マンションリモデルバスルーム ひろがるWFほっカラリ床シリーズのDタイプ」をご採用いただきました。
K様から「明るくて、ユニットバスにしたら狭くなると思っていたけど、逆に広くなった気がする。これで安心してお風呂に入れます。」とお喜びの声をいただきました。
田辺市 新庄町 K様 ありがとうございました。